Report 003 : ディレイキャンセル
ディレイキャンセルってなんだよ
「武功の絶対攻撃」を発動したときの硬直がながーい!
「シャドーレイン」の硬直うざい!固まってる間に殺される!
メイプルでは、各スキルにディレイタイム(動けなくなる時間)が細かく設定されていたりします。これが設定されていないと、鬼のような速度でスキルを連発することができちゃうからね、仕方ないね。そして中には、このディレイタイムがうざったいくらいに長く設定されているものがあったりします。ゼロの場合はシャドーレインなんかが顕著ですね。
しかし、神の子ゼロ。このディレイによる硬直を無視するテクニックがあります。
諸悪の根源がこのスキル「デュアルコンバット」
スキルディレイをαかβのほうに置き去りにしておいて、もう片方は自由に動いてしまうということができてしまうのです。百聞は一見にしかず。まずは下の動画を見てみましょう。
βでパンダ魂のスキル「武功の絶対攻撃」を発動。本来ならディレイのせいで1秒ほど動けなくなるところですが、発動直後にαにタッグすることで自由に動くことができます。
一応デメリットが存在して、この場合はβのほうにディレイを置き去りにしているのでβのアシストが出るのがやや遅れます。動けなくなることに比べれば些細な問題だけどね。
ミハエルのリンクスキル「光の守護」のディレイキャンセル。このスキルのディレイはクソみたいに長いので、タッグキャンセルが生きる。βのアシストが出るのがかなり遅いことが分かるでしょう。
時には、エンジェリックバスターのリンクスキル「ソウルコントラクト」のディレイさえ気になったりします。
このように、一般スキルのディレイならタッグキャンセルによって回避することができます。タッグをしなければいけないので、タッグ直後に発生したディレイはどうしようもありません。タイミングの練習をしましょう。
しかし、シャドーレインのディレイキャンセルにはやや癖があります。
シャドーレインのディレイキャンセル
まず普通にシャドーレインを使った場合はこのような感じになります。
5秒程度動けなくなってしまいます。これは痛い...
普通にタッグでディレイキャンセルを発動させようとしても、そもそもタッグが発動してくれません。困った。
では、プロがシャドーレインを使うとどうなるのか見てみましょう。
β:Aホイールウインド+α:アシスト → β:シャドーレイン → αにタッグ → α:ムーンストライク
シャドーレイン発動直後にタッグが発動していることが分かります。なぜこんなことができるのでしょうか... 大きなヒントは画面右下のクイックスロットになります。
α→βへタッグすると、αのスキルは一旦全て3秒のCTがつきます。そして3秒立つと一斉に光って「CT回復しましたよ!」とアピールしますが、シャドーレイン中にこの光を見れば、それ以降はいつでもタッグができるようになります。たまげたなぁ...
画面右下に注目しながら次の動画たちを見てみましょう。
β:シャドーレイン → β:タイムホールディング → αにタッグ → α:ムーンストライク
βへのタッグで生じたαへのタッグCTを、タイムホールディングで無理やり初期化して光らしてしまうという荒業。
β:タイムホールディング → β:シャドーレイン → αにタッグ → α:ムーンストライク
光っている時間の長さを利用した難易度の高い荒業。光り終わるギリギリでもタッグできる。
こ
α:シャドーレイン → 若干硬直 → βにタッグ → β:ターニングドライブ
タイミングをちょっと間違えちゃったねという例。シャドーレインの発動が光るタイミングよりやや早かったため、若干ディレイが生じてしまったパターン。このくらいのことならよく起こる。
だいたいわかったかな?シャドーレインのディレイキャンセルは、ゼロとして強くなるには必須のテクニックなので、しっかり練習して自分のものにしよう!
ジョイントアタックのタッグキャンセル
このテクニックは死にました。記録として残しておきます。
ゼロには、もう一つ重要なテクニックとして、ジョイントアタックのタッグキャンセルがあります。
ジョイントアタックは、キーを長押しすることによって発動するスキルで、キーダウン中は5秒ほど攻撃で動けなくなります。動くにはキーを離すしかなく、攻撃が途中で終了してしまうためもったいない。
しかし、ボスによっては一瞬にして自分の後ろに回り込んだり、遠くへ行ってしまったりするもの。どうにかしてジョイントアタックをフルヒットできないものかと考えてしまいます。全ダメージのうちジョイントアタックによるダメージは10%を超えてくるものなので...
そこで利用するのがこのタッグキャンセル。これも百聞は一見にしかずなので、さっそく見てみましょう。
攻撃対象がいないため、なんだかよくわからない動画になっていますが、ポイントは抑えています。左向きでジョイントアタックを発動したのに、ジョイントアタック中にαがローリングカーブをかまし、最終的には右向きで協力攻撃を放っています。
どのように操作すればこのようになるのか説明します。
まずβ側でジョイントアタック(以降JAと略します)を発動します。キーダウンスキルですので、これから5秒間押しっぱなしです。JAを発動したらすぐにαのスキルのどれかを使ってタッグします。これでα側で自由に動き回ることができます。更にベータ側へタッグすることさえできます。方向転換したり、FJをして距離を詰めたり、攻撃スキルを使って少しでもダメージを稼ぐなりしましょう。なお、JAが終わるまではタッグキャンセルしようと完全無敵状態が維持されます。
JAのキーを押しながら、α側でいろいろ操作するのが難しいので、そこそこ練習が必要です。キーの配置をしっかりやらないと、手が届かないなどの物理的な問題が発生してしまうかもしれません。
これは、α側でJAを発動したあと、βでちまちま攻撃するパターンです。敵がいたほうが見栄えが良いかなと思って撮りました。あと、αとβどっちでもできますよということが言いたかった。
ダメージ目的でこの技を使う場合は、次のように使うと良いでしょう。
まずダメージをJAに集中させたいので、使えるなら武功の絶対攻撃とリミットブレイク、オーラウェポン、ソウルコントラクト、タイムディストーションなどのスキルを直前に使います。その後、JAを発動させ、キーダウンしながらタッグしてからシャドーレインを打ち込み、ここでタイムホールディングを発動させることでタッグキャンセルを起こし、さらに重ねてシャドーレインの2発目を打ち込むと同時に、JAの協力攻撃が終了します。なんということだ...
例を以下の動画に示します。これはシャドーレインを1回しか使っていませんが、JA中にカオスベルルムが息を引き取っているのがわかると思います。